しばらくの禁酒生活で見えたもの。 [日記]
大分間が空いてしまいました。
しばらくぶりに更新です。
例の禁酒で生活習慣が変わったので、書き物が纏めにくくなってしまいました。
というのも、自分の場合、随分片付ける代わりに飲んで済ませていた事が多かったようで、もうすぐ二月になりますが、気付く事が多くて、まだ暮らしの「掃除」が続いてます。
日記の方には詳述しましたが、サイクルという事と、福岡さんの本等で言う動的平衡というのが身に沁みました。
中年になると、「生活習慣病」と耳タコに成る位聞きますが、飲酒という習慣を断ってみて一月程経過して、ようやくその意味が分かりました。
言葉というのは、作られた時はうまく状況やコンセプトを表す物であったりしますが、一般に敷衍した頃には単独の意味合いを持ってしまったり、大事な物が抜けてしまいます。
中年男の御多分に洩れず、自分もちょこちょこと調子の悪い所があった訳ですが、診断等で一般名詞的に「生活習慣病」といろいろ言われても、なにも想起されないし改善もされない。
酒量と読書、書き物量が多い普通のサラリーマンで、酒も相当飲むけども日のあるうちは祝い事でも無い限りは口にしない。肉油はそれ程取らないし、自炊もする。運動もたまにするという事で、医療職の人もあまり指導する所が無くて困って、遺伝もある、とか言い始める訳です。そしてすぐクスリと言いたがる。
毎年薬品メーカーとズブズブの官僚によって変わる基準で、科学的ブロック系の薬物依存にさせようとする。
で、とりあえず何か大きく変えてみる為に、延々と酒断ちをした。
自分にも他人にもノミニュケーション人生ですから、大きく生活が犠牲になったけども、変化が現れるまで兎に角意志で継続。
結果、問題がなさそうな暮らしでも、中身がフィットしていなければ意味が無いと言う事や、必要な時間経過を目安にしないと、何も意味が無いと言う事が判った。
時間経過というのは、体の作り替えの時間の事。栄養と体の使い方以外、つまり自己治癒以外に改善は元々無い訳で、それにかかる時間。
心理的な依存、身体的な依存がありますが、両方消えて、そして改善するまではそれぞれの時間がかかる。
うーっつ酒をくれえ〜（笑）って思いつつ我慢した時期を越えて、一月くらいで、長年アウトバーンのベンツだった血圧が、日本の高速くらい、年齢平均を下回るまで落ちた。
そして、酒が必需品だという気持もそのころ併せて消えてしまった。内蔵組織の大半が入れ替わる期間を経過したころ、そうなったのです。
この間の平衡の取られ方が面白い。
酒を飲まないから、まともな飯を食う様になる。ちゃんと食うので量は減る。
まともな物食いたくて、時間もあるから本格的に作り置きの自炊をする。
手をかけるので、酒でなく飯向けの味に変えるとドンドン味が薄くなって、
あまみも使い、気を使って作る子供のいる家庭の味付けくらいになる。
そうやって、アルコールが減ると、同じく体を乾かす塩が偉く減る訳ですが、
それがデフォルトの体になると、強い塩の旨味はキツくて食えなく無くなってくる。
むしろ食感とか、噛んで食ったなあという実感が欲しいから菜物が増える。
そうやって、肉油も減る。
酒肉油を一気にへらすと、善玉コレステロールが減るので、一気にそれが基準値より下がり、
また薬の売人がチャンスと思う訳ですが（笑）コレステロール全体はがくりと下がる。
正に動的平衡の最たる尿酸値もしばらく測ってませんが、摂取する食品の細胞数や、体内の炎症や過剰なサイクルが納まっているので、下がっている筈です。
そんな体になると、もちろん体重もあららと知らない間に減ります。
そうすると、筋肉のバランスの悪さ、姿勢の悪さがあからさまになって来て。
体の動かし方を変える様になる。
で、この間、暮らしの中で見ない様にして来た事、放置して来た事が、
暮らしが変わったので、目につく。で片付けると玉突きの様に、新しい物が見えての
繰り返しで、そちらもどんどん変わって行く。
つまり、問題のあった生活習慣の大きな根は、私の場合、完全に「酒」だった訳で、医療職の生活指導と休肝日なんて、ほどほどにやっていたら、年齢的にも、その後に起こった体の作り替えと生活の連鎖、これは全く望めなかった。
状態がかなり悪い人は、バックラッシュが危険なので、クスリを使うという事は判りますが、本当に、おざなりな生活指導と投薬を言うがままに受けずに、自分の考えとやり方で旨く行って良かったなと思っています。
最近ようやく付き合いで、たまに外で酒を口にするようになりましたが、この間の一番の敵というか、問題が他人です。特に独り身ですから、家庭に向く事も出来ない。長年飲みで作った人間関係を捨てないと行けません。不良仲間、鬱、ヤク中、みなそこに戻るのは、昔の環境や仲間から離れられないからで、最もこれが重い物です。
ただこれもサイクルがあるんです。
これが言いたかった。
他人も動的平衡をあるサイクルで回している動物ですから。
一定期間で、飲まない事も他人に織り込まれていきます。それには二月くらいかかる感じです。その間心ない事をいわれても、自分に喪失感があっても我慢すれば、なんとか成って行く物です。
こう考えて行くと、人間、人間同士、そして恐らく社会、歴史みなサイクルがある。昔日記に風水と経済サイクルに関して書いたのですが、人間の細胞、耐久消費財、公共インフラ、覇権と様々な入れ替えサイクルがある。
大きく変わった際には、多かれ少なかれバックラッシュがあります。今政権交代で、思惑有りの煽りは別にして、排外主義的な機運が異様に高まっているのもそれでしょう。
小泉時代の外資への利益誘導の為に、”必要がないのに”特定の物だけ売り渡したりした時と、また別の問題も出て来たりする事もあるでしょう。しかしそれはバックラッシュで、速くメンディングして次の上昇へのスパイラルへのる事が肝要。
実際に世界の覇権が崩れて移動しつつある今、郷愁の中でホントの事を見ない様にして、足を引っ張るばかりではこれから生きて行く事は出来ない。また同じ穴のムジナで酒飲んで酔いつぶれたいという訳には行かないのです。ダメになる前に変わる事が必要なのだろうと思います。
と、ちょっとムリ目な展開ですかね（笑
オバマについて書きかけた物があるんですが、長くなるので今日はこの辺で。
しばらくぶりに更新です。
例の禁酒で生活習慣が変わったので、書き物が纏めにくくなってしまいました。
というのも、自分の場合、随分片付ける代わりに飲んで済ませていた事が多かったようで、もうすぐ二月になりますが、気付く事が多くて、まだ暮らしの「掃除」が続いてます。
日記の方には詳述しましたが、サイクルという事と、福岡さんの本等で言う動的平衡というのが身に沁みました。
中年になると、「生活習慣病」と耳タコに成る位聞きますが、飲酒という習慣を断ってみて一月程経過して、ようやくその意味が分かりました。
言葉というのは、作られた時はうまく状況やコンセプトを表す物であったりしますが、一般に敷衍した頃には単独の意味合いを持ってしまったり、大事な物が抜けてしまいます。
中年男の御多分に洩れず、自分もちょこちょこと調子の悪い所があった訳ですが、診断等で一般名詞的に「生活習慣病」といろいろ言われても、なにも想起されないし改善もされない。
酒量と読書、書き物量が多い普通のサラリーマンで、酒も相当飲むけども日のあるうちは祝い事でも無い限りは口にしない。肉油はそれ程取らないし、自炊もする。運動もたまにするという事で、医療職の人もあまり指導する所が無くて困って、遺伝もある、とか言い始める訳です。そしてすぐクスリと言いたがる。
毎年薬品メーカーとズブズブの官僚によって変わる基準で、科学的ブロック系の薬物依存にさせようとする。
で、とりあえず何か大きく変えてみる為に、延々と酒断ちをした。
自分にも他人にもノミニュケーション人生ですから、大きく生活が犠牲になったけども、変化が現れるまで兎に角意志で継続。
結果、問題がなさそうな暮らしでも、中身がフィットしていなければ意味が無いと言う事や、必要な時間経過を目安にしないと、何も意味が無いと言う事が判った。
時間経過というのは、体の作り替えの時間の事。栄養と体の使い方以外、つまり自己治癒以外に改善は元々無い訳で、それにかかる時間。
心理的な依存、身体的な依存がありますが、両方消えて、そして改善するまではそれぞれの時間がかかる。
うーっつ酒をくれえ〜（笑）って思いつつ我慢した時期を越えて、一月くらいで、長年アウトバーンのベンツだった血圧が、日本の高速くらい、年齢平均を下回るまで落ちた。
そして、酒が必需品だという気持もそのころ併せて消えてしまった。内蔵組織の大半が入れ替わる期間を経過したころ、そうなったのです。
この間の平衡の取られ方が面白い。
酒を飲まないから、まともな飯を食う様になる。ちゃんと食うので量は減る。
まともな物食いたくて、時間もあるから本格的に作り置きの自炊をする。
手をかけるので、酒でなく飯向けの味に変えるとドンドン味が薄くなって、
あまみも使い、気を使って作る子供のいる家庭の味付けくらいになる。
そうやって、アルコールが減ると、同じく体を乾かす塩が偉く減る訳ですが、
それがデフォルトの体になると、強い塩の旨味はキツくて食えなく無くなってくる。
むしろ食感とか、噛んで食ったなあという実感が欲しいから菜物が増える。
そうやって、肉油も減る。
酒肉油を一気にへらすと、善玉コレステロールが減るので、一気にそれが基準値より下がり、
また薬の売人がチャンスと思う訳ですが（笑）コレステロール全体はがくりと下がる。
正に動的平衡の最たる尿酸値もしばらく測ってませんが、摂取する食品の細胞数や、体内の炎症や過剰なサイクルが納まっているので、下がっている筈です。
そんな体になると、もちろん体重もあららと知らない間に減ります。
そうすると、筋肉のバランスの悪さ、姿勢の悪さがあからさまになって来て。
体の動かし方を変える様になる。
で、この間、暮らしの中で見ない様にして来た事、放置して来た事が、
暮らしが変わったので、目につく。で片付けると玉突きの様に、新しい物が見えての
繰り返しで、そちらもどんどん変わって行く。
つまり、問題のあった生活習慣の大きな根は、私の場合、完全に「酒」だった訳で、医療職の生活指導と休肝日なんて、ほどほどにやっていたら、年齢的にも、その後に起こった体の作り替えと生活の連鎖、これは全く望めなかった。
状態がかなり悪い人は、バックラッシュが危険なので、クスリを使うという事は判りますが、本当に、おざなりな生活指導と投薬を言うがままに受けずに、自分の考えとやり方で旨く行って良かったなと思っています。
最近ようやく付き合いで、たまに外で酒を口にするようになりましたが、この間の一番の敵というか、問題が他人です。特に独り身ですから、家庭に向く事も出来ない。長年飲みで作った人間関係を捨てないと行けません。不良仲間、鬱、ヤク中、みなそこに戻るのは、昔の環境や仲間から離れられないからで、最もこれが重い物です。
ただこれもサイクルがあるんです。
これが言いたかった。
他人も動的平衡をあるサイクルで回している動物ですから。
一定期間で、飲まない事も他人に織り込まれていきます。それには二月くらいかかる感じです。その間心ない事をいわれても、自分に喪失感があっても我慢すれば、なんとか成って行く物です。
こう考えて行くと、人間、人間同士、そして恐らく社会、歴史みなサイクルがある。昔日記に風水と経済サイクルに関して書いたのですが、人間の細胞、耐久消費財、公共インフラ、覇権と様々な入れ替えサイクルがある。
大きく変わった際には、多かれ少なかれバックラッシュがあります。今政権交代で、思惑有りの煽りは別にして、排外主義的な機運が異様に高まっているのもそれでしょう。
小泉時代の外資への利益誘導の為に、”必要がないのに”特定の物だけ売り渡したりした時と、また別の問題も出て来たりする事もあるでしょう。しかしそれはバックラッシュで、速くメンディングして次の上昇へのスパイラルへのる事が肝要。
実際に世界の覇権が崩れて移動しつつある今、郷愁の中でホントの事を見ない様にして、足を引っ張るばかりではこれから生きて行く事は出来ない。また同じ穴のムジナで酒飲んで酔いつぶれたいという訳には行かないのです。ダメになる前に変わる事が必要なのだろうと思います。
と、ちょっとムリ目な展開ですかね（笑
オバマについて書きかけた物があるんですが、長くなるので今日はこの辺で。
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