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政治部長会議と、民主政体と朝青龍。 [政治]

小沢氏の一件では、この国の様々な事があぶり出されていますが、最近一番衝撃だったのは、

「政治部長”会議”」

というやつです。

いつもの副島先生の所に書いてあったのですが、テレビ6社(NHKを含む)と大手新聞5社の11大メディアの政治部長が集まって、記事内容の談合をする会議があって、小沢の件では回数も増えて、頻繁にやってるらしいです。

マスコミの事は良く書いてますが、さすがにがっくり。
もはや少々面倒臭い感もあるのですが(笑)これ整理すると、複数のレイヤーで極めて異常で罪深い。

一般的に、大メディアの政治部長が揃いもそろって全員集まる事自体モラルハザードです。ジャーナリズムの観点からすれば、その連中が会議するだけで問題がある。
まだ、ゴルフ懇親会でもやって、後でサウナやら一杯やりながら密談するってなら、気にしてるなと思いますよ。
でも全報道の政治部門トップの人間が視聴者、読者にどう印象操作するか「会議」をやっているんだよ、とあからさまに言ってる訳で、我々を下層民と思っているか鈍感なのか、両方でしょうね。

「議長は、代々、日経新聞の政治部長(中曽根派の子飼いの政治部記者あがりが付く職)だと決まっている。」そうですが、会議というものは、談合、調整、決定をする場です。
つまり大手報道機関の政治部トップが会議をして、報道内容の談合と情報共有を行っている訳ですから、「日本にはまともな政治報道、ジャーナリズムが無い」と言う事が公に確定してしまった。

100歩譲って、私は根っこではマスメディアはプロパガンダ機関だと割り切っていますから、その観点まで下がりましょう。
談合もたまにはいいでしょう。ドンマイ、オッケーですよと(笑
国や経済界が、世論を操作したいから受け皿になってる訳ですよねえ。そう言う事は国益を守る場合ある訳です。

ところが。

マスメディアの政治部長が同じく談合して礼賛した先の長期政権は国中を疲弊させた。
その暮らしを立て直そうと、国民が選んだ政権を国中の大マスメディアの政治部長が結託、談合して、総力を上げて小悪をついて攻め上げている。
検察と同じで、政権党に反逆する。俺等が親分だとでも言いたげな、頭の無い蛇の様でありつつ、統率のとれた行動をする。

つまり、政権交代前後でずっと、我々、現与党、そしてデモクラシー、民主政治の最大の敵、それはマスメディアと言う事になる。

政治部長会議に戻りますが、会議というのは、調整、決定の場ですが、外部の人が使う「場」でもある訳です。この場にやってくる人が居る。

CIA名ポダムさんというらしい、マスコミのドン、ナベツネ(すいません。正力でしたね、これは。でNOCと思われるホワイティングが英語の家庭教師について育てたのがこの人。巨人は組織名ポハイクでしたっけ)や、民主内部に埋め込まれた反乱分子7奉行の長島昭久、渡辺恒三の息子、検事総長樋渡利秋、例の「自民は捜査されないよ」発言の元警察庁長官、前内閣官房副長官の漆間巌と、まあ、でるわでるわ、このような錚々たる小沢攻撃の面子があつまって、スムースに連携して動き、統括総指揮はあのジャパンハンドラーズの親分のマイケルグリーン。

こういうカラクリになっているそうです。
ガックリ。。。

ナイが、小沢失脚に失敗して、オバマの金庫番の普通の財界弁護士出身のルースが大使になった。彼を選出したオバマと正しいアメリカ人は、素晴しかった。

しかし、ナイはオバマ失脚後、クリントン(民主だけどネオコンね)の返り咲き後をねらっているのか、手下で小泉前後の日本を仕切った、ネオコンの元東アジア部長のCSISを根城にするグリーンを使って工作をしかけている。
長島、渡辺は彼らの子分で、鳩山、小沢を追い出して、お前等にやるよと餌下げられて言われて釣られている。小泉ジュニアもCSISに入れられて、頭悪いのでグリーンが論文代筆して仕込んでいる。
グリーンは直接CIAと軍事部門の謀略チームでこれを行っているそうで、汚く無いルースは手が出せない。

一方小沢、鳩山はあくまで正式なアメリカの窓口のルースとは話す訳ですね。
アメリカ内でも、グリーンまわりの活動は、傍流であり薄汚いとは捉えられているそうです。

この政治部長会議の周辺を総括してみたい。
やはり小沢が言う様に、これは「デモクラシー」の戦いです。

官僚とマスコミは直接アメリカの指示を受ける。
政治家はプロパガンダで当選し、情報が一番多い官僚が動かす。官僚はアメリカの注文をこなし、独自に国富を溜めて、いい加減な事をする。

ヒエラルキーは、
1。アメリカ(右派、新自由、ネオコン)
2。自分たち
3。財界
4。政治家
5。国益
6。国民

こんな感じでしょうか。

小沢はこれを変えつつある。

1のアメリカ→オバマ勝利。
相手が変わる。

1のジャパンハンドラーズで無く、4自身で育てた
連中で選挙に勝つ

6の「国民生活第一」で参院勝利、衆院勝利、与党へ。
6に選んでもらった4になった。

6と5の為に4が、2の官僚を使い、
4の政治家が、1の政治家と(少なくとも土俵は)対等に
話せる様に換えようと懸命。

今ココです。

これに抵抗して、
旧1と2の思惑でマスコミ、検察の与党攻撃が続く。
新与党に1が育てたり、弱みを握る政治家を突っ込む、そんな所でしょう。

つまり、ハッキリしている事は今までの日本は民主政体では無い。
小沢が民主政体を実現するか否かの戦いを挑んでいる最中である。
そういう事です。

日本の民主政体の実現を、絶対に阻止しようと、アメリカの一部、官僚のトップ、マスコミのトップが結託して、小沢、鳩山とその子分達を酷い罪人の様に、実際に貶め、印象操作をしている。今、マスメディアは完全に国民と国益の敵です。

だから、絶対に小沢は引かないし、正しい段取りしか踏まない。そして国民としても、民主政体の為に、鳩山も小沢も亀井も後しばらく、倒れてもらっては困る。

6。国民
5。国益
4。政治家 = 1。アメリカ
2。自分たち(官僚、マスコミ)

財界の位置づけは5と同じ位でしょうか、いずれにしてもこれが本来の姿でしょう。こうなるまで戦う。
これも印象操作だと思うんですが、民主党とか、2大政党制とか壊し屋とか、関係ないんです。大体、長島、渡辺が党内で伸したら、もうそれはスケールの小さい清和会等と変わらない訳で、それでなぜ民主に投票しなければならないかという事です。
国民の選択肢が十分にあって、それに政治を任せられる政体、その選択によって、政治家が官僚を使って政策を実行する。それが出来る民主政体の国家になるまで、頑張って欲しいです。

 アメリカと取引があったか、ぶらかしたか判りませんが、取り合えず小沢は不起訴となった。最後オマケですが、不起訴ニュースが日本に駆け巡らずに、朝青龍の引退にとって変わった。

私はファンでした。良い相撲取りだった。
山崎先生によると、日本相撲協会理事が厳しく追及したそうなのですが、
なんと、追求したその理事は2人とも元官僚。元警視総監の吉野、元東京高検検事長村山両氏だそうです。
そして所謂横審委員長が、引退勧告書を書いたらしいのですが、その人はあろうことか日経新聞社長鶴田氏。

官僚とマスコミが一体となって、小沢不起訴ニュースで1面を飾る事を阻止する為に、政治部長会議の議長の新聞社社長と、面目潰れた検察のOBが、そんな事の為に、仕組んで平成の名横綱を引退に追い込んだという酷い話しのようです。

品格を口にする連中に全く品格を感じないこの不思議さよ。
あんな立派で、強くて、見ていて楽しかった横綱はいない。こんな国で申し訳ないと言いたい。

副島さんによると、これからまた、アメリカの片側が激しい勢力を送ってくる様ですので、引き続き注意ですね。
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