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小沢さんを応援します。 [政治]

状況厳しいですが、事ここに至れば後は小沢さんを応援するのみ。

このクーデター政権のままではではどんどん悪性のコーポラティズムに成る。

時に全体主義的な政策が必要な時もあるだろうと思っていますし、平等といえば聞こえはいいですが、日本は元々それで互いを牽制し均衡を保つ、社会主義的性質も強い様に思いますが、今の政府の統制を看過するのは、最悪の事態を呼ぶと思います。
なぜなら、25年以上国益に反した所行の結果生まれたツケを主権者に回す目的でそれを行っているからです。

全体主義には、国家運営を采配して行く頂上団体と言う物が定義されるそうですが、我々の頂上団体、つまり政府は、官僚と政治家、アメリカに差し出す上納金のおこぼれを頂戴する特殊法人、プロパガンダ機関で構成されている状態だと私には見えます。
その下に、頂上団体とバラマキの収賄関係の票田団体があり、官僚に適した政権を保持する仕組みがある。

アメリカ債を洗い替えしつづけ、さらに買い増して、一説には800兆円近くなっている。またアメリカの軍事施設、設備の押し売りに対しても支払い続けている。
大きく見れば、その膨大な金を上納する代わりに、そこから融通手数料を差し引いて頂上団体がプールし、自分らの為だけに使い続けているという流れに見える。

前回の日記で、プラザ合意以降宗主国に叩かれて、経済を失速させて来た流れを書いてみました。そして失速した挙げ句、我々主権者が政府に払ってやっている税収は減り、今や全額で丁度、頂上団体全員の「給与」分です。

当然政策費が出ない。
国債を乱発しようにも、宗主国に言われて、郵貯、簡保の預金がどんどんアメリカ債運用にされる。自分等のプールした金は、クーデター前に亀井氏に一瞬取り崩されたけど、追い出した。それは保全して、国民に向かって「いよいよ金がなくなった。だから増税をしよう。国民資産の統制をしよう。必要なんです」というのが、仙石、菅、枝野、野田各氏、そして官僚の政権と言う事になる。

このまま行けば、じり貧で、国民生活の横方向、縦方向の椅子取りゲームが始まります。「最大多数の最大幸福」テーマを官僚がPositiveに決めて、後はカットする。その決まったライン外で行きて行く事は難しくなります。教育や投資が無くなると言う事はイノベーションの芽を摘む。経済はさらに落ち、椅子は減って行く。戦中の配給制みたいになる。そのうち、人が減る。
この辺り、Ayn Rand 「ATLAS SHRUGGED」のPart 2、Chapter 10 あたりに
うまく書かれています。

以前、「国破れて官僚あり」と冗談を書きましたが、金を上納しまくって溜め込んでいるパラサイトの頂上組織をこのまま放置して、国民主権者側を統制経済で縛る事を自由にさせたら、本当に日本は立ち直れなくなる。

 最大多数の最大幸福というのは、聞こえがいい。しかし、最大多数の最大幸福を、”positive”に”主権者以外が”やって旨く行くはずがない。そして現クーデター政権は我々「主権者」の代表ではあり得ない。国民から金を搾り取り、組織的に利敵行為をする事で私腹を肥やす頂上団体に政策をやらせる事がどれだけバカな話なのか、まして、その連中にドル崩壊の時期を任せるなんて愚の骨頂であると言う事が分かると思います。

そして、国民生活が第一、国民主権、政治家主導の政治、対等な外交、まさに正道の必要な政治をやろうとして、潰された小沢、鳩山、亀井、福島各氏はどれだけ正しかったか分かる。

だから、小沢氏が再び立つ事を心から応援します。
  
 ここからは少々蛇足です。
現政権の中で、元官僚の政治家等は駒ですから関係ないとして、仙石、菅、枝野各氏は、図らずも皆左翼団体出身です。(ニュー)リベラルです。
こんな世になって思うのは、左翼の論理というのは、抵抗勢力としての再配分の権利主張の手段です。極論すれば「人から奪う」為のツールの様に思う。

だから、もともと、リベラル勢力というのは、言ってみれば上に誰でも座る軍隊のような物であったりするから、居る場所、目的で全てが変わる。少し前に、山崎行太郎さんのblogで”リベラルは必ず「転向」する”と書いてあったけどもなるほど実によく分かる気がします。その点、リベラルと言っても福島瑞穂氏は、人権と平和を核に理念として置き、またそれが”日本の”という主体に結びついて、ズレないなと思う。

上に書いた3氏は、頂上組織の構図に一切手をつけず、その上で頂上組織の道具として、減る歳入から再配分しようとするので、増税、統制と言う事になる。主体なきリベラルは改悪の道具としても使われる。主筆を置かなかった朝日新聞に、親米、親中のひも付きの主筆が座ると、一気に振れてしまうような物でしょうか。

今政治に必要なのは、国民主権としての主体の方です。

主権者の代表としての国民政治家に政権を取らせないといけない。そして宗主国の統治下請けで私腹を肥やす頂上組織を修正する所から始めないといけない。
この島に、個々の意思を持って生きる人間達が存在しているのだと、必要な付き合いはするが、余計な干渉や、統治は止めてくれと、そう言わなければならない。

実はこれこそが、本当のリバティであり、それを求めるのが”ニュー”でないリベラルであり、その時初めて我々は、今更にして、ポストモダンブームから20年過ぎて(笑)ようやっと本当のモダン、近代を迎えると言う事になるのかと思います。

ちょっと蛇足でした。
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