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また再び。 [日記]

 岩上さんの所で、検察審査会の疑惑を究明する、市民と国会議員の会の模様をビデオで見ました。

http://www.ustream.tv/recorded/12564703

40人を超える国会議員の参加するイベントはそう無い。これが社会問題であればトップニュースですが、官僚がらみの問題だと全く出ない。この報道統制の徹底した凄さ。マスメディアはジャーナリズムも自由も完全に無いのだと改めて思う。

親の官僚が壊れないと、戦時中より悪いかもしれないこのマスメディアも壊れないってことか。国滅びて官僚、メディアありじゃなかった、官僚栄えて国滅ぶ。

で、今日の本題はそっちではなく、会のMC。
懐かしい顔でした。小沢遼子氏。少ししみじみとしながら見ていました。

 その昔、同じ構図の田中角栄のロッキードの際に、今程ファシズム的統制下になく、ジャーナリズムも残るメディアではあったけど、一方日本の属国構造や、官僚、外交の秘密が世に暴かれていない無邪気なスケールの小さい中で、メディアは今と同じ構図、官僚リークで田中金脈問題をこぞって突き上げていました。

通り一遍の「政治と金」批判が生まれた頃。つまり政治家に対する官僚の攻撃戦法が固まった時期。

当時、日本で一番早く官僚と外交の問題と気づいた、今は亡き天才小室直樹先生が、国難と深く理解されて、角栄潰しのメディア攻撃にたった一人で立ち向かっていた。
他のメディア人と同じく、批判をおそらく述べ立てたであろう小沢遼子氏を足蹴にして、スタジオの外に連れて行かれた。小室先生はメディアから干され、これはwikiにも乗っているくらい、有名な話で伝説化している。
前にも書きましたが、たった一人でネットも無い世に少しでもインパクトを与えるには、蹴る以外になかったのかと今思います。

 今、角栄直系の小沢一郎氏が、日米関係の修正と、官僚の打破、国民主権を唱えて立ち上がった後、角栄とまったく同じ構図で官僚の攻撃を受け、検察も起訴できなかった微罪にも問えない件を、成立意図の非常に怪しい違憲の恐れもある検察審査会の過程によって、起訴に持ち込まれようとしている。

それを糾弾する側の会の中心に、あれから30年近く経って、小沢遼子さんは、今いらっしゃる。

それだけでも感慨深かったのですが、
会場に来ている方にお言葉をと彼女が呼んだその名前を聞いて驚いた。なんと副島隆彦先生。

若い頃からメディアに干されて来たけども、どうしようもない正しさによって、近年書店のトップに積まれ、うちにも一山棚を形成している先生は、自他ともに認める小室直樹先生の直系の弟子。
会場の人も、このビデオの視聴者も、そういった縁を知って見た人は少なく無い筈。

拍手も多く、会場の方、壇上の方も副島先生を良く知ってらっしゃるご様子で、メディアに全く露出しない、官僚との戦いの場に40人超集まった国会議員の前で、そろそろ国民の側が立って、強くサポートしなければ行けないというお話をされ、大きな喝采を浴びていました。

他には、ある意味象徴となってきた森さん、平野さんは当然の事、かつては、バランサーとして仕込まれた抵抗勢力の一面も無くは無い共産党で、違憲調査を何十年とやってらしたかなりお年を召された方(名前失念しました)が滑稽なくらいに懸命に資料を手繰り、審査会や起訴過程の違法性を懸命に訴えたり、

二見伸明氏もいらっしゃっていましたが、たまたま私も歌舞伎町や女の話等を綴った放浪記を読んでいた世川さんが、後に小沢論を書き、別動で国民運動をおこすサポートされている。その前から世川さんを見いだして、ずっとサポートして来たのは、これまた副島先生のお弟子さんの菊池さんという方だったりします。

 間違ったり、戦いに敗れたりした先達が、正しい筋に戻って、残り時間を戦い、小室先生の遺志も次に継がれた。そろそろ我々は自立して、それを担う時期にさしかかったようです。

所で相撲。
藤原新也さんが書いてました。

http://www.fujiwarashinya.com/talk/

そう、子供の頃、お相撲はこういう物でありましたね。
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