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脳内民族の自決。 [The Shock Doctrine]

大分更新滞りました。

自分のみならず、何処までも知りたいと思う欲求は果てしがなく、それはなんの為かと思う事もありますが、その考える自分は、ヒトという生き物です。

その思考は大脳新皮質に多く依っている。そもそもホメオスタシスに従って、補食、性、痛いよヤバイよと逃げたりする為の体のコントロールシステムが初歩的な神経や脳と体のサイバネティクスで行われていて、動物は事実そうなっているのは、誰しも納得している所でしょう。

所が、そのサイバネティクスで体の運動を伴わずに、肥大した皮質でシュミレーションを回せる様になった=これぞ思考の始まりだという説があります。脳の研究で有名な池谷先生の本を読んでそれを知り、うおおーそうか!と。
それは殆ど正解なのではないかと直感しました。

それを前提とすると、自分を振り返っても現代人の思考とされている総量の殆どは妄想、また、それぞれでいっちょまえな思想めいて思っている事も、大方ホメオスタシスの言い訳と自己強化なんではないか(笑)と思えてきますが、実際、それの集合が文化と言えるのではないかと思います。

正しいか知りませんが、民族ってのは、同じ文化の歴史を持っているとされる集合だと思ってますが、上の事を考えると多分に自己強化入っていて、そこに外部から正誤を判断する視点は無い。

例えば、そんな様々な文化圏の民族自決をアメリカは、サポートしていますが、
彼ら自身は先住民を消し去った後に移住して来た移民の集合体だから自国はそのテーマに関わるタスクは無い。民族自決と行っても、世界中で、実際の居住エリアや国境はパワーのぶつかりあい、つまりフィジカルコンタクトで決まっており、脳内文化圏とは一致しない事は容易に想像できる。

とすれば、民族自決のサポートはフィジカルコンタクトを再燃させる為のサポート、ということになってしまう。

最近の日本の政権では、その脳内文化の自己強化を煽りまくっていますから、ドツボだなと思う訳ですね。

 逆に、まさにここに書いた様な事を思考して研ぎすまし、意図的、科学的にフィジカルに適用しているとしたら、これは大変に怜悧なものですね。
例えば、この民族自決案件に、この脳内民族と実国境の矛盾+アローのジレンマを組み合わせて適用するとすれば、その地域の混乱を継続させる事が出来てしまう。

それが正に合理、ratioに基づくサイエンスなのでしょう。
恐ろしいですね。でもそこに到達していないと、カモにされる。

ICBMの弾道計算をサイバネティクスで行って、それを動物に応用したベイトソンというヒトがいます。「茹でガエル」でも有名な人。
日本民族のサイバネティクスマップであった「菊と刀」を書いたベネディクトと女性同士で恋仲の、著名な文化人類学者のミードの旦那です。相当研ぎすましたんでしょうね(笑

大衆への入力方=マスメディアのプロパガンダに乗って、民族自決=自決に成らない様に、気をつけたい物です。
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