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トランプ勝利への反応について。 [政治]

色々建て込んでおりまして、大統領選挙の前に上げたポストから書けませんでしたが、自分的には順当にトランプが勝ちました(もちろん、副島さん、お弟子さんの本やWebを呼んでから考えた上で、そうなのですが)。

いまだ、友であったり、信頼している人間と話してみても、大抵の人がヒラリー擁護に近い感覚です。
これは正直驚いています。なにか、トランプ当選を嘆いて見せたり、シニカルになったりすることがまるで知的な人間の証であるかのように振る舞う。

周辺、音楽ビジネスに関連した人間が多いことや、勤めが若干ヒラリー寄りである事も影響しているとは思いますが、それを割り引いても少し片寄りすぎている。
選挙前にもたまに、擁護をする感じも出さずにトランプの動向等をネタにfacebook書いてみたものの、これがイイネが普段と比較して格段に少ない。もう、本当に、驚くくらい少ない。スルーです。

常識的な人間たちの、そういった旧朝日新聞的ポジションというか、そんなスタンスは分かるんだけど、それでもかなり違和感あります。U.S.では、facebookの影響がトランプを勝たせただので問題になってますが、こと日本に置いては1mmも当てはまらないようです。ソフトパワーここに極まれり、です。

前のポストで書いたように、やはりいろんな要素はあったとしても、契機はエシカルにアメリカの人々が反応した事である、と私は思っている。
つまり、日本人はエシカルではない、エシカルなように見えてそこにまともな基準はない。一般的リベラルに向いた小魚の魚群と同じ動きである、そのように言い切ってしまってもあながち間違いではないと思います。

とはいえ他人に意見を強制はしません。コミュニケーションではそう言う話しをする人に対して、リアクションとしてメール問題とか知ってる?と問う程度に納める訳です。
そうして気づいたのは、昔自分もそうであったように、ナイーブといいますか、彼らの頭の中では例えば今回で言えばヒラリーと、具体的紛争を仕掛け、実行している面子が、完全に別れているんですね。

戦争などは、これはアメリカは警察だから、どこかでやるもの、やっていてしょうがないもの、日本で言えば官僚、いや旧帝国軍、なにかワーモンガー、ブラックボックスの軍産がやることで、表の世界と関係がないと。そんな風に考えているようです。
多分戦後70年間で、幼稚なモラトリアムの考え方が、そのまま育って変わる事無く、まさに属国のガラスの壁の様に定着してしまっているのだと思う。そんなリベラルには果たして意味があるのか。
副島先生を陰謀論的にバカにしつつ、その実自分は、知的なリベラル顔で、レプテリアンが人類を襲っているという話をしている事と寸分違わず同じなのだという事がわかっていない(判らない人とは、いくら話してもしょうがないと思いますが)。

一方、そこまでひどいことを自分はしないだろう(人もしないだろう、だからきっとやっているならそれは「レプテリアン」ならぬ「軍産複合体」がやっている)と思っている、なにか「愛」のような期待もそこにはある。
それがやはり人の、特に日本人の弱さだろうと思うけども、一方で演繹すると、その小魚の群れが、同じように戦争をして他国を“悪気無く”蹂躙するという事も、やはりあるだろう、そして昔あったのだろうと、思います。あんまりここを掘って突き詰めても、いいこと無さそうです(笑)やめますけどね。これが日本人であるということでしょう。
黒澤映画の、7人の侍側のラストの心持ちというか、それはやはり、理解されることはないのかもしれません。

一方で、仕事で少し、ミレニアル世代の調査分析等をしたことがあるのですが、移民も多いし、消費から労働までエシカルな選択をする傾向がある。
LGBT、公民権、女性、医療、人権、いろいろコンシャスな政策をとる民主党寄りですが、この大きなエシカル判断の中で、すでに人口の多くを占めるミレニアルがどのようにトランプ側に流れたのか、その辺非常に興味あるところです。
何故ならそれがアメリカにはあって、日本に無い物だからです。

まあ、この辺で。

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