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認知戦。周辺の知人の反応について。 [日記]

ウクライナ紛争に関する知人たちの反応ですが、コロナ時よりは、ヒステリックでない感じがあります。
そっちはそっちで「公式に”ワクワク”かよ!バカにしてんのかよ!」と呆れている人が増えているんでは(笑

もとい、何かを少し感じつつ、人道的観点でウクライナをサポートするという感じの人が多く、常日頃から政治に触れている人などは、やはりミンスク合意など示す人もいます。プーチン悪いにしても、と。

私はあまりテレビ見ないので解らないですが、ネットニュースに関しては、ロシア悪玉前提のスタンスは変わらないものの、ロシア側のステートメントがこき下ろす感じでも一応出るようになってる様に感じます。このままメディア、言論からロシアをすりつぶす様に消す事は現実的ではない、という事かなあと思って見ています。

ただ、普段付き合う人々の中でやはり4?5名イキっぱなしで戦闘態勢の人がいます。知的とは言いませんが、それなりに見識があると一般的には言っても良いような人で、特に二人”エンジニア”と呼ばれる人がいますが、当然リベラルを標榜していますが(その意味はもしかすると正確に知っていなさそうですが)、プーチンのみならず、ロシア兵全員ぶち○せという事を平気で書き散らす様な状況になっています。

お二人共それなりに業界では知られた人で、かつ分別盛りもとうに超え、60代です。

そのうち一人は音楽系なので、業界的にそっちの旗を見せる事は全世界の共通事項ですからまあわかる。加えて結構厳しいご時世で商売も厳しく、つい悪態をつくのは解るところもあります。一方音楽でない方の方も、普段の自己承認欲求を、エクストリームなコメディ的ポストで満たしている様なアイドル的なおっさんなのですが、上の様なポストを日々投げちゃっているんですね。禍々しいんです。聞く耳を持っている人でもないので私のみならずそっとスルーしていて、それが不満の様です。

どうも、SNSの基本機能として、カスタマイズしながらフィードされていくというのがありますが、関心の高さから、どんどんロシアの悪魔的所業というような、真偽の不明なポストばかりが集まっているようなんですね。で、ぶち[新月]?せ!みたいなポストを日をおかず上げ続けている。

同じSNSにいても、見ているものは全く異なるという事ですね。
認知戦とすればナチュラルにターゲットされて、形成されていく。

今回の問題は、ロシアも言ってる撤退後の虐殺という事が一つ。あとはそもそも論として、見せしめる必要性がロシア側はない様に思う。
誰に?って話です。
中立に立ってほしいウクライナ人にそんな事する必要はない。むしろ、紛争前から親露派に対してゼレンスキー側がやってきたその歴史は結構長いし、陰惨なそれは印象が被る。それこそ国連でも万単位の死者数を把握している。世界および一般のウクライナ人の反露感情を煽るだけのそんなことを、果たしてロシアがやるのかね?というのが道理にも思える。

ロシア人捕虜をトラックから下ろす際に、一人づつ片足を撃っていたり、処刑して死に行くロシア兵に悪態をついているウクライナ兵、いや、部隊に深く食い込んで一体化しているとも言われるアゾフ大隊なのかもしれませんが、それが正しいとすれば、軍人は、基本はこういった紛争に当たって相手国側で仕事として役割を担っている一人の人間ですから、法に違反して捕虜をこのように扱う部隊が一体何をやるのか、思いを致した方がいいように思います。

音楽でないエンジニアの方はこれを見ても、ハッとせずに、フェイクと決めつけるか、溜飲を下げるかかな。。と。
ちょっと修正難しいでしょうね。

同じことが色々とあって、一番馬鹿らしいのが、前にも書きましたが核施設を攻撃するという話(笑 
自分が直接困るじゃん。この一連のポストは実にアホらしいと思った。”盾にされると厄介なので確保しに行った”というのが順当でしょう。チェルノブイリでは隣接して軍の施設もあった。排除したのち、原発従事者の手に再び渡して撤退している。

そして市街戦。これは幾多の戦争であったように、一般人を盾にするウクライナ側が入り込んでいるからだろうと想像がつく。敵の攻撃の発火点は攻撃しなければならない。むしろ初期は非常に民間に被害を拡大しない配慮を持って作戦を行ったように見える。

我々が普段googleのサービスなどで、携帯の移動情報に基づいて、近所のオススメの店舗など出ますけど、中東ではオバマの時代からそれに基づいて、ドローンで爆殺されたりします。そのノウハウがウクライナの背後にはあるわけですから電子戦は有利。武器も潤沢にロシア兵力に効くものを送っている訳なのでロシア側も手ひどい痛手を被っている。つまりその中で、市民を盾にして残虐行為の証拠作りをする、という事ではないか、と疑うことにそれほど無理はない。

とは言えこれももちろん蓋然性が高いだけで、いずれにしろ双方に全く我々に見える証拠が上がっているわけではない。カルラ・デル・ポンテ氏のような立派な方がしっかり調べて、結論づける事です。

 で、思うわけです。

同じような大国間の回廊にあって、ウクライナほどのネオナチかどうかわからないですけど、それっぽい勢力が、宗教なども絡みつつ覇権国と繋がりながら浸透している我が国。おんなじなんですよ。その観点からウクライナに、心の底から同じ様な存在の国として同情するものです。

我が国は、77年前原爆を落とされて米国の配下に入り、そこから77年前の154年前には、薩長が、簡単に言ってしまえば、今のゼレンスキー側になって、英国配下に入り明治になった。そして毎回きっちり77年で変わるのか知りませんけども(笑)そんな時に世界情勢がそうなりそうな程に大きく変わっているので深く考える。死者数もコロナ(かその対策の方か知りませんが)含めれば、この後もすごいわけですね。様々な人々への統制含め第3次の大戦という感じです。

これまで強かった側に我が国いて、逆に出入りの自由がない中で、人口比で15%程度だったか、農作物、コモディティは全く少ない側ということが明らかになっている。ジリ貧です。その中で今年は、世界中で作物が酷い状況。沈没に巻き込まれながら、最終的にはどこかで中立を保って、自分で立ってなんとかやっていくしかないわけです。

自分の周りには、リベラルズが多く保守は少ないように思いますが、当然それが、”まともな”グローバルな現代人と思われているからですが、その実なんといったら良いか。思想面や政治から考えている人は、まあ皆無で、皆、自分がラインダンサーをしたい人や、そのご宣託に基づいて、偽旗だろうがなんだろうが、脊髄反射で典型的な与えられた善悪のポジションについて賛同を示す。

そんな人の振る舞いは右翼左翼関係なく、横並びの中で少しでもレベルの高いところで承認されたいという欲望の元に、結局カタルシスや、”オレ流”的な発露として承認されうる機会を探し感情を発露できる機会に群がっているように見える。自由の戦士、レジスタンスの様にSNSで叫び、詠嘆し、そんなマスターベーション的な輪唱がカエルの歌の様に続く。そして皆その後、ラーメン食べたりして、YouTube見て、クソして寝るわけですけども。

本当の保守は、深く相手を知って見極めて、時としてクソダサく風見鶏風になりつつ、三味線弾きつつ、情けなくも訴え、憐れみも乞い、陰口も叩かれつつ、と書くと、地頭、代官にやられる村長(むらおさ)ですが、これはウオルトの著作にある通り、世界戦略で必要な外交手段です。これを駆使し、身内には善悪と中立の幅を見定めてアクションを決めてじわじわ進めながら、なんとか我が村の独立を守る。家に帰ってつかの間ホッとしてラーメンなど食べ、やはりクソして寝るわけで人間はやはり食って出して寝ないといけませんが(笑)平和と独立への貢献度は真逆なわけです。認知戦にやられずに、こっちが素晴らしいと見られないといけないって話です。

そして、威勢のいい目立ちたい連中の過ちで全体が壊滅する事もあるから、「オラも威勢のいい事、かっこいい事したいんだよー!」という向きの為に、お祭りがあって、とにかくその間諸々無礼講と。そういうのが、日本であったよなあ(笑)空しきスポーツ、スクリーン、セックス on TVならぬSNSではなく。

トマス・ホッブスも、その保守正しくなくもないネ!というでしょうか。

この辺にしときます(笑
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