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幽霊年金に思う。(Atras じゃないけどShrugged。 [日記]

 今回の消えたお年寄り話ですが、いけないもの見ちゃった感じですね。ホントに。

遺族や関係者がひっそり亡くなった人の年金貰い続けているパターンは、日本中であるでしょうね。自分が知る範囲でも、年金は家族に取られて生きながら葬られているような暮らしを送っている人がいます。厳しいです。個別のケースではそうなるに至った様々なパターンがあるでしょう。

で、想像はしたくないんですが、多分集めてる人もいますね。
いくつかの方法で年金手帳等集めて商売にしている人も。そして全く同じ事が生活保護に関しても激しくありますね。
そしてそういう人が集まる所、というと幾つか想像できると思いますが、そういう所ではきっとまた何か効率的に行われてますね。つまり、人を食って生きている人たち、人食いがいる。

我々が皆、普通にエコポイントとか、車の助成金狙いで、車や家電を扱う様に、人間を資源や商材と割り切る人にとって、社会にプロファイルを持っているだけで集金マシンになる。社会インフラをうまく使えない人ほど、入り込みやすく都合が良い。中抜きして低コストで捕まえておく。亡くなったら年金そのままで行旅死亡人、でしたっけ?
老人だけではない。移民、ハンディキャップのある人、多重債務者、精神的に病んでいる人、病人。

皆国からお金がつくから、集めて抜けば、ほんの少し非合法な事をするだけで、いい継続収入が得られる。それをやると犯罪ですが、非合法な事を生業にしている人は、コンビニやガソリンスタンド並みに昔から津々浦々に組織を張ってますよね。

「先生」や上を通して頼む。互いに弱みを握り合い、裏切りの無いように手打ちをしておく。これが「義」か。物事の善し悪しなんぞ関係ない。やりたい事への協力と分け前、信頼と実績です。違えると共同体全体のレシオが狂う。それをやらないという約束。

それが大きくなると、ビジネスにあった方向に政府に働きかけて法制化してしまう。
そのレベルになると「表」の顔が必要になるから、弱者の阻害状況に応じた団体、ユニオンやNPO、NGOを利用する。一方で、非合法を取り締まる公的な機関側とも手打ちが行われる。それを裁くところは常日頃メンテしている。

だから、
厚労省、農水省系管轄の話では、不可解な形で人が死んだりして来たのでしょう。その立場に据えられながら暴いたりする人は、「義」を壊すひどい裏切り者にあたるからです。官僚単独のプール金なんてのはぶん殴って1秒で取り上げて欲しいですが、本質的仕分は10年単位の仕事になる。

一方そこまではまさかやっていないだろう、そんなひどい事は!と思うその心、逆手にとられるそれこそが「愛」か。

なんてザザザッと頭が走りました。

 あまりに大きいとんでもない事が発覚すると、人々も皆麻痺してしまい、見なかった事にしたり、銀行や会社がtoo big to fail と言われてしまうような事が起きる。ただ、これ全部が税金。

私のような民間の勤め人は、消費税諸々含めれば黙っても3割近く持って行かれるので節税のしようも無く、非課税なのは通勤費くらいで福利厚生もありません。
とられ過ぎだとは思いますが、物理的付加価値を生んだり、企業としての業務コストで対価をもらっているのでスッキリしたものですが。

今私のような人間が払ったりしている税の歳入分は、公務員給与の支出と同額だそうで、公務員と家族食わせて終わり。
近年、教育も公共サービスも官僚の政策も全部レベル低下していて、かつ他の福祉や他の政策や制度のコストと、自分らの表裏の福利厚生が出ない状況という惨状。
国債を妙に押さえ込み、取りやすい所からまた増税しようとする。絶対消費は冷え込むというのに。企業減税は今公務員の構図の様に内部留保と役員賞与となって投資に回らないから効かない。

ほんとに不思議なんですが、自分らを食わせてる納税者を疲弊させるのは、タコが自分の足を食ってるようなもんですが分からないのかな。どこかの誰かが神風のように新たな税収の柱に育つイノベーションでもして、金を生んでくれるとでも思っているんでしょうか。新しい価値を生んだ事が無いから分からないのか。

こんな簡単な理屈に反した事をやり続けると言う事は、どうもやはり、金だまりを作っていて、それを開かれない様にしてるのだろうという事以外あまり思いつかない。本格的なパラサイトですね。

そんな中、行方不明の老人の話があって思った。
様々な不正受給、個人もあれば組織的ビジネスもあるでしょうが、悪い奴は必ずいるから、1割に満たないくらいであればいい。しかし万が一、社会保障コストの半分くらいが不正だなんて事になったら、これで増税とか言ってる国の国民は止めたくなる。一降りたと。面倒見切れん。

 極東ガラパゴスを支える社畜の中の一匹が大げさな事いいますが、ATLAS SHRUGGED も分かる。何も生まない国。生まれそうなものを引きづり倒して水平にとけ込ませる国。

まだ600pくらいしか読んでないのですが、今Ayn Randが言いたかった事が本当に分かる気がします。
インサイダー受託する為にしか見えなかった、日本の小泉竹中時代や、ネオリベラルの南米反共政策の「小さい政府、民営化」の元々の意味、アメリカ人の過剰に見えたソーシャリズム嫌いや、他国をその名の下に侵略してきた「自由」って物の意味。ガラパゴスで訳も分からず揉まれて生きていると、言葉が何度も巧まざるダブルスピークになって、とんだアホダラ経が出来上がってしまうので、いつも靄がかかったようになってしまう。

自力で新しい価値を生み出して獲得して行くのでなく、それが出来ない集団が、政治で需要や欲望を権利化して平等に分配する。分配されるって事は元は人の物。誰かが生んだ物。その誰かは潰される訳です。継続性がキープできない。競争にならない。結果として芽は早く摘んでしまい、得た人々側も新しいものを生むどころか、自分で作っていないから再生産さえ出来ない。
そうしてその場はマイナスのスパイラルに入り、いよいよ統制が厳しくなって、下から先にだんだん摩滅してゆく。

我々が接するアメリカ人は、「自由」を騙って周辺の金だまりから巻き上げようとする亜流が多いと思いますが、アメリカには、俺は俺でやっていく。自分で守るし自分で稼ぐ。平等とか権利とかの名の下に俺に金を集めにくるな、欲しいもの対価はいつも相手にちゃんと払ってると。他人とはちゃんとつきあっている。迷惑かけないから俺は俺でほっといてくれ。と、言う人がまだ沢山いるんでしょう。

 実際、アメリカの場合は、デモとかも結構日本と違うタイプの物がありますよね。それはホントにデモなんですよね。おれらはやってるぜ!おお?なんだ止めに来るの?お前に止める理由も権限も無いよ!というタイプ。
日本のはハンターイの左翼も含め、訴え、陳情ぽい。なんとなくお上に対してお願いする形になる。当人が叫ばず、やはり団体が権利化を叫ぶ。
むしろアニメファンとかコスプレファンが、実は一番日本で「自由」として進化している感じがする(笑)以外と海外にポンと通じるのはその辺だったりして。
読み終わったら藤森かよこさん(訂正:スイマセン。脇坂あゆみさんでした。Ayn Rand知ったのは、藤森さんのwebだったのでまちがえた!)の訳を読んでみようと思います。

 もとい、10年後あそこの橋架け替えるから、この木はジンベエさに皆少しづつ払って、村として切らんでおこうとか、身寄りの無いばあさんだから、たまにみんな野菜持って声かけてやってくれ、亡くなったら葬式は皆であげようとか、税金ってのは元々そういう物でしょう。村八分の残りの2分と+αくらい。

後の自分の事は自分でやる。誰にも縛られ無い。勝手にやる。
それがやはり正解だなと。

100歳行方不明老人話から頭が妄想も含めずいぶん走ってしまいましたが、
なにか頭の管のつまりが通ったような感じでスッキリ(笑)です。


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