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アホダラ語を止めないとなあ。

久々の更新です。

政官財側のメディア代表の報道ステーションに首相が出た瞬間に、ガックリ視聴率が4割下がって、終わったらまた戻ったそうで、このていたらくでは、もうホントにダメでしょう。

よく、自分の能力を超えた現場で、なにも喋れずに、余裕なき薄笑い浮かべて、「沽券に関わる」といった感じで役の格好だけつけるオヤジなんてのは散見される事と思います。菅さんももう左翼運動家風の声音や相づちばかりが残った人形の様。発話に中身が無い。多分それさえ精一杯というように見えます。

ここまでかじりつく理由や欲と言う物が、凡人の自分にはよく分からない。
続けるほどに、その後の人生、後押しした勢力からも疎まれるように思う。なにも辞めても路頭に迷う訳でもない。個人や妻や家族の欲望や見栄の為に国家を潰す事は大変な罪だと思います。

 たぶん、大きくは、彼はミッションを与えられているのだと思います。とにかく小鳩政権が勝利したマニフェストを全て潰す事、形骸化させる事に注力した1年でした。そして増税を目的としている。
国民主権の政権に対しクーデターを行った訳ですから、論理的にもそう考えるのが当たり前のことです。

ミッションを作った勢力は、蓋然性として、これまでの既得権益保持者、植草さんの言う通りでしょう。主権は歴史的に実質官僚でマスメディアは元来その装置。癒着した財界とその主権者に直接間接に圧力をかけるアメリカ。

官僚は主権を失いたく無いし、既得権益ではもはや、歳入を自分等の給料に使ってなくなってしまう。そこで癒着企業には減税させつつ国民に増税を行いたい。
国の借金もすべからく増税と同じですが、借金し、かつ増税し、国民からさらに搾り取りたい。

官僚は、宗主国に、抵抗勢力の排除の介添えをお願いする。アメリカは占領時でさえ統治システムとして、言う事を聞く官僚を温存した関係の中、よしよし、応援するよと。
そのかわりあの金とこの金で、アメ債買いなさい。屑債も買いなさい、返さないけどカリフォルニア新幹線に借款も頼むよ、とこういう事になっている。

で、首相はただ座っていて、蝋人形のようになっていく。
菅さんは今まで、人に抱きついてラインダンサーの様に同じポーズを取り、そのうち抱きついた人の上にしゃしゃり出て、もっと上に居る人に抱きつくことを繰り返してきました。上が無いから固るしかない。実質小沢さんに抱きついてますが、小沢さんが上だという厳然たる証拠ですね(笑)
ラインダンサーはラインダンサー、カバーボーイはカバーボーイ。

 石井紘基さん、市川房枝さんを利用するばかりで、親族や本人から実は嫌われていた菅さんや、小宮山さんの話を以前書いたと思いますが、その昔の全共闘時代、共産党は逆に運動を妨害したそうで、所謂体制側についた「スト破り」だった。
実は菅さんは「スト破り」側だったそうです。そして安田講堂に機動隊を入れた学長の娘が小宮山さんという。良く笑い話で聞きますが、さすが官僚母校だけあって、講堂に残っていたのは、早稲田の連中ばっかりで、東大生は逃げてたという。弁当を運んでいた仙石さんもきっと逃げた(笑)
もとい、元々資質も系譜もそういう方々だったようです。これは知らなかったのでやられたなと思いました。

 おなじ左翼とかリベラルでこれですから、よく私自身も不明な、右翼左翼、リベラル保守等のことを書きますが、結局日本においては意味が無い。戦後の用法を全て捨てて、原義を学んで表現再考した方がいいと常々感じます。

日本は、国民の信託を受けない官僚が、予算と徴税、立法案を勝手に作っているので、基本、官僚主導の社会主義政策の国といえる。暴力装置まで持っているので専政にちかいか。
個人の自立と国民主権、政治主導の国家運営、官僚制打破、減税これを説く小沢さん、川村さんあたりは律令制以来の改革者に近いのかもしれません。

国民生活が第一。

小泉政権の改革は、海外に国益を流す恒常的な仕組みづくりでした。それに対しては、あたりまえですが保守ですね。売国奴がリベラルとすれば、ですが。
しかしながら、法「律」でなく法と手続きを経て、自己責任でという基本部分は徹底している。リベラルの前提をちゃん持って下さいと。これがおそらく所謂保守に生理的に反発をくらう部分なんでしょう。検察に違法に近い形で持ち込まれた裁判でもビシッと戦ってくれるでしょう。

官僚公務員は、国民から税金で食わせてもらい、国民に仕える仕事をしているだけの存在だと言う事を気づきなさいと。個人が思想的にも自立して、政治家を選んで、政治主導で国政を執り行う国民主権の政治にしましょうと呼びかけている。
その意味では、日本は現在民主政体ではないので革命並み。

暮らしの厳しい世帯には、直接援助をする。地方にも中央官僚の設定でしか金を使わせないのでなく、一括交付すると。無駄金排して、すぐ使う層への直接援助は金は回って経済が回るケインズ肯定。
でも大きい政府としないで、社会政策を取ると言う意味において、社会主義的政策、左翼的リベラルという訳でもない。
経済問題、社会政策それぞれの意味合いにおいて、そういう形容詞、名詞などもう使わない方がいいんではないか。
そうすると、マスコミもだれも、小沢さん等の事を「国民政治家」というくらいでしか本来呼べない筈。

 長くなったのでこの辺にしますが、地政学的に、日本はしょうがないのです。日本は昔は、中国、半島、ロシア地域から海を隔てた、東の果ての新世界だった。いいとこだし、アメリカのように、各地から集まって、天皇を頂いてまとまる事にした。

ところが近代になってからは、各国遠洋航海が出来る様になって、それらの国が大海に出る際の目の上のたんこぶに変わってしまった。我が国は外目にユートピアから、諫早湾の堰みたいなもんになってしまった。一方で太平洋の遥か先のアメリカが来られる様になった。彼らには環太平洋リムランドを抑える覇権を保つ、最高の要衝。こいつ抑えれば、もうヒャッホウてなもんです。中国ロシアの抑えが利く。

遠すぎるので、直接占領は続けにくいけど、確実に言う事聞く奴で常に囲っておこうとする。フリーで手放す筈がない。結局このバランスは続く。これからも、それぞれの思惑で脅し、担がれた連中が跳梁跋扈するでしょう。それはしょうがない事です。関係性の中で生きているのだから。

だからそれは運命と想定して、国民生活が第一の前提の元、それぞれの勢力の意図をリニアに知り、リニアに判断出来る様にする為に、真実を見えなくする、ダブルスピークにて、かつダブルスピン、トリプルスピンするためとさえ思える、アホダラ語は使わないようにしないといけないと思います。
そして表の議論の世界にリニアな実情をなるべく出して行く。

「〜ことになっている」と理由無く前提を話す政治家や官僚やマスメディア人、これらをすべて廃業に追い込むことが必要で、その為には、我々も、少しは学んで鵜呑みは止めないと行けませんね。

年初にそんなことを思いました。

本年もよろしくお願いします。

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