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終戦記念日に思うその2。アメリカ。 [日記]

続きです。
前回、官僚は、国体=官僚組織と思っているかもしれないという話を書きました。次はアメリカに対しての考え方。

官僚を使うアメリカにとっても小沢氏の運動は脅威ですが、
アメリカ総体からすれば、脅威であったり少し違ったり、複数の見方があるだろうと言う事は、今後どう変わって行こうが、さらにアメリカとつき合わなければいけない我々にはきっと重要ですね。

前々回の日記で言えば、アメリカ「日本支社」には直接の脅威だった訳です。
日本の官僚を知悉して、前回の日記で書いた様に官僚をレップとして自在に使って来たアメリカのアジア、日本ハンドラーズが、その設えを壊される訳ですから。これは許さんと。

報告を受けるアメリカ本社側を考えてみると、中期戦略的にも考える訳ですね。
覇権も緩んでくるし、オフショア・バランシングに引いて、軍事の前にSNSで世論形成と。もし避け難い変化があるのなら利益確定する物はして、消す物は消して、その上でアメリカの国益としてよい方向に行けばいい。
当然いきなりチェンジはダメだし、国益にとってマイナスもダメなのは基本線。

つまり役割的にも日本支社と本社では、普通の会社の様に、変化への対応ポリシー、時間軸、影響の想定等のコンディション、レベルは視点が少し上になる。市場が無ければ支社は引き上げる事だってある。

少し脱線ですが、振り返れば鳩山氏の一連の流れは実にまずかった。

日本支社が、本社の人間に電話する。
「いやあ今度ばかりはシリアスですよ、検察、メディア全部上げて攻撃したんですが、小沢民主勝ちました。ついては政権潰したいのですが、もっと上のグレードのナイトアーミーまで含めた一式の許可証早急にお願いします」と蛸ハゲが電話したとする(笑

本社は
「最近短絡に過ぎるぞハゲタコ!いきなり実力行使に行くなよ。
選挙で勝った相手にあまり露骨な事するとape共の反感買うだろうから気をつけろ。だいたい自動投票機導入させる案件が遅れるからこうなるんだろ。
いずれにしろ初動としてまず官僚使え官僚を!あいつらに考えさせろ。
で奴は今つるんでるのは誰だっけ?あー鳩山か。で首相ね。息子がロシアにいるな。お前彼と話した?で、彼はなんて言ってんの?」

って返して来ている最中、鳩山氏は
「カレルギー的「友愛」です、欧州系の代理人ぽいでしょ。アジアで共同体つくります(w/oアメリカ)」と表明。

これはアウツ(笑

日本支社のレップの官僚はサボタージュで協力し、普天間の顛末へつづく。
官僚の欧州代理人勢等殆ど無い様にみえますし、国民しか味方がいない状況で、なにか別の思惑があったのでしょうか。

 もとい、全くフリーハンドで考えてみると、アメリカの高官や政治家も本来はカウンターパートとして、思想と主張の明確な小沢氏の方が遥かに話しやすいはず。普通に飯でも食って、釣りでもして話しませんかと。
操られ人形の前原、菅各氏、ハンドラーズの三下各氏、意地悪恐喝婆さん的世話人の仙石氏とは日本支社の手下という認識なのでそういう相手ではないでしょう。

しかしながら、ざっくりした印象ですが、ジャパンハンドリングのやり方が劣化してる。

冷戦終わって、勝手な極東マップが出来ない様に、中国、ロシアとの独自外交に関しては、進むと潰し、それほど頑丈な極東浮沈空母になってもらわなくていいから、経済は刈り取りに入った。この間日本の扱いがまた占領国軍的に変わりました。
マンスフィールド、アマコスト氏あたりまでの丁寧な関係と完全に変わって雑になった。

潰す人は潰して、完全に官僚を代理店と化し、改革要望を直接送る(鳩山さんは年次改革要望書だけはやめさせた)。
与し易い育てた三下を政権にねじ込み、騙しやすい原住民をちょいちょいやって余得も取ってみたいな外交を続けている。

逆に、ルース大使は少し懐かしい感じのアメリカ人ですね。おそらくオバマの選挙時の側近で、ジャパンハンドラーズ枠から出ていない大使だからでしょう。

 しばらく対日外交では、各ハンドラーズはローカルのヘーゲル的「本物」のリアルマンと話す事をしていない。実際、今日本に来てる実務の連中は、トレーニングが終わった時期はクリントン夫政権以降でしょうから、グローバリズムベースのシステマティックなハンドリング以外はやった事がないのかもしれない。

つまり、劣化した施策の管理上、「本物」は扱いにくいから困る。
そういうラインが無い状況になっているかもしれない。素人的に考えても、営業先の選択、パス作りなんてのは大変です。飛び込みで言っても足下を見られるだけ。とりあえず官僚と支社通してきてくださいよと言われて、戻ったら当然妨害される。

これが実は一番厳しいのではと思えてきます。

本社側の方針に照らして話が出来るパス。これが非常に重要だと思います。
パスを保つ事は重要で、それをお膳立てする官僚が、アメリカ日本支社の管理下にしかない。
中国等には小沢氏は若いやつらの今後の為に、引き連れていく訳です。取りあえず、今は、アメリカに対しては、若い奴らをアメリカ支社ベースでも関係させるしかない。その中に、支社生え抜きの連中が交じって工作してきても、外交を行わない訳にいかない。

なかなかキツいもんです。

もう一回切ります。最後は我々の話。
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