良い年の大人の中二病的な話。 [日記]
たまには日常ネタを。飲み屋話です。
職場から一駅の所に、長く通っている、一人で飲める店があります。
十数年通ううち、時々で常連も変わったりして、そういった人間模様もまた面白く、結婚してからも、遅いと飯も面倒ですからちょくちょく行くのですが、対して年の変わらないその店の店主が、最近ちょっと難しい。
店主は今年一度病気をして店を休んだのですが、家族持ちで一人でやっている訳ですから、再開後、なじみの客は通う頻度を上げて、暗黙の上で売りを上げて来た。客には独り者も多く、居場所を守る気持ちもあったでしょう。そうした流れでなんとか復活して、随分経った訳ですが、どうも最近様子がおかしい。体調ではなく”こころ”的な部分です。
板前風というよりは、腹の出た眼鏡のオタク風味の店主なのですが、前から傾向はあったのですが、言ってみれば「中二病」的な物が吹き出してきている。言い訳に類する発言が増え、全て人のせいで、他人の何かを指摘してやった、言ってやったみたいな、カリカリした婆さんの様な、誰も関心の無い話ばかりする。
前は、閉店間際、店主も１杯飲んで、彼なりの生活の文脈の中での愚痴もあって、聞いて、そうだろうねえ、くらいの感じであった訳です。そのように、常連と店主と話しながら飲む店なので、年かさの常連は弄ったりする事もありますが、元々謝る事が出来ないタイプではある物の、上手く返すなりして基本他愛無い会話だった。
客には酔っているし判りの悪い人間もいますから、そういう人をいなすのはいいけど、最近エスカレートしてしまう。そうするうちに、そうでない客にも苛つきを見せる様になってしまった。客との会話としてはアウトな返しをしたり、自分からああだこうだと駄目出ししたりと。そして何故か、タメ口の率が上がって来る。
こうなると、安く無い金払って飲みに来ている客と店の関係ではない。
店の看板であった鮮魚の仕入れも、回復途上と言う事で今は人任せ。酒はいつも面白いものや、店なりの定番を置いていていましたが、通り一遍の物が増えた。
他店と比較しても、まだそう悪く無いのですが、出される物にムラがあり落ちている。昔は、高い金出しても、旬の物、珍しい物もあり、ちょっと他より良かったのですが、今の状態だと、もっと安くて旨い店があり、同じ金額でもっといい一人で寄れる店もある。
元々関西系の和風領域の腕と魚扱いがいい店主で、それをみな求めている訳ですが、なんだか、自信ありげに微妙な創作押し付けたりと外すことも増えた。
昔は出る物がピッと小料理屋然としていたので、これで数杯飲んで、樋口一葉＋αなら結構な事と、客層も少し良かった。知的領域の話題が話せるお客さんや、勢いのあるお客さんもいたのですが、最近は減り、客のバリエーションも減る。下卑た言い方になりますが、おいしいとか面白いとかで、そういう人に連れられて来たやんごとない女子も相当減った。
自分も同じで、現状では２次会でないとつれてけません。女性が来ない事に対しても良く愚痴っていて、固定客つかないのを一部常連の所為にしたりと。
男の常連を上から腐す一方で、常連の中で比較的（笑）若い女性に対して、自分が親かなにかのつもりで語りたがるのもまた辟易で、挙げ句に、誰かとくっつけば異常なくらい相手の男を腐す。客の好いた腫れたなどほっておけば良いのに、これはまた別の、根深いコンプレックスが張り付いているのかもしれませんが。
結局は、店主の態度や力が、今のスナック化した店の状態を作り、いい客を減らしているのだと気付かない。先日、病後通ってサポートしてくれた人に対して、思い込み半分の暴言を吐いたのを聞いて、さすがに「基本はお客さんなんだから」と言わざるを得なかった。
割に私の話は聞く方なのですが、最早「そうですよね」とならない所が、重い。
なんだかつらつら書いてしまったんですが、ちょっと懐かしい感もあって書き綴ってしまった。ある面、なんとなく仕事がうまく行かない頃の過去の自分を見ているようでもある。
１０年以上前の事ですが、ちょっと力と実績もあって、独りよがりのアホだった時代。うまく行かなくなると、なんで判らないのかこのバカ共はと周囲に対して思ってしまう。甘え以外の何物でもないのですが。
アイツ能力は無くも無いんだがなあ。。と良く言われた物です。いますよね。そう言う使いにくい人（笑
周囲は環境ですから、自分が何もできない草木であれば、周囲に寄って決まりそうですが、自分はこの小料理屋王国のカーツ大佐（笑）となると、何も言う事はないですね。社会人型中二病というか、過大な自己承認欲求とそのカタルシスの渇望か。。
従業員も使わずに長年一人でやっていると、人付き合いもまさに常連中心となり、井の中の。。になりがちなのかも知れませんが、またバランスいい店に戻って欲しい物です。
ここから、無理矢理ネット民のウヨサヨに結びつけてもいいんですが、終わりにいたします（笑
職場から一駅の所に、長く通っている、一人で飲める店があります。
十数年通ううち、時々で常連も変わったりして、そういった人間模様もまた面白く、結婚してからも、遅いと飯も面倒ですからちょくちょく行くのですが、対して年の変わらないその店の店主が、最近ちょっと難しい。
店主は今年一度病気をして店を休んだのですが、家族持ちで一人でやっている訳ですから、再開後、なじみの客は通う頻度を上げて、暗黙の上で売りを上げて来た。客には独り者も多く、居場所を守る気持ちもあったでしょう。そうした流れでなんとか復活して、随分経った訳ですが、どうも最近様子がおかしい。体調ではなく”こころ”的な部分です。
板前風というよりは、腹の出た眼鏡のオタク風味の店主なのですが、前から傾向はあったのですが、言ってみれば「中二病」的な物が吹き出してきている。言い訳に類する発言が増え、全て人のせいで、他人の何かを指摘してやった、言ってやったみたいな、カリカリした婆さんの様な、誰も関心の無い話ばかりする。
前は、閉店間際、店主も１杯飲んで、彼なりの生活の文脈の中での愚痴もあって、聞いて、そうだろうねえ、くらいの感じであった訳です。そのように、常連と店主と話しながら飲む店なので、年かさの常連は弄ったりする事もありますが、元々謝る事が出来ないタイプではある物の、上手く返すなりして基本他愛無い会話だった。
客には酔っているし判りの悪い人間もいますから、そういう人をいなすのはいいけど、最近エスカレートしてしまう。そうするうちに、そうでない客にも苛つきを見せる様になってしまった。客との会話としてはアウトな返しをしたり、自分からああだこうだと駄目出ししたりと。そして何故か、タメ口の率が上がって来る。
こうなると、安く無い金払って飲みに来ている客と店の関係ではない。
店の看板であった鮮魚の仕入れも、回復途上と言う事で今は人任せ。酒はいつも面白いものや、店なりの定番を置いていていましたが、通り一遍の物が増えた。
他店と比較しても、まだそう悪く無いのですが、出される物にムラがあり落ちている。昔は、高い金出しても、旬の物、珍しい物もあり、ちょっと他より良かったのですが、今の状態だと、もっと安くて旨い店があり、同じ金額でもっといい一人で寄れる店もある。
元々関西系の和風領域の腕と魚扱いがいい店主で、それをみな求めている訳ですが、なんだか、自信ありげに微妙な創作押し付けたりと外すことも増えた。
昔は出る物がピッと小料理屋然としていたので、これで数杯飲んで、樋口一葉＋αなら結構な事と、客層も少し良かった。知的領域の話題が話せるお客さんや、勢いのあるお客さんもいたのですが、最近は減り、客のバリエーションも減る。下卑た言い方になりますが、おいしいとか面白いとかで、そういう人に連れられて来たやんごとない女子も相当減った。
自分も同じで、現状では２次会でないとつれてけません。女性が来ない事に対しても良く愚痴っていて、固定客つかないのを一部常連の所為にしたりと。
男の常連を上から腐す一方で、常連の中で比較的（笑）若い女性に対して、自分が親かなにかのつもりで語りたがるのもまた辟易で、挙げ句に、誰かとくっつけば異常なくらい相手の男を腐す。客の好いた腫れたなどほっておけば良いのに、これはまた別の、根深いコンプレックスが張り付いているのかもしれませんが。
結局は、店主の態度や力が、今のスナック化した店の状態を作り、いい客を減らしているのだと気付かない。先日、病後通ってサポートしてくれた人に対して、思い込み半分の暴言を吐いたのを聞いて、さすがに「基本はお客さんなんだから」と言わざるを得なかった。
割に私の話は聞く方なのですが、最早「そうですよね」とならない所が、重い。
なんだかつらつら書いてしまったんですが、ちょっと懐かしい感もあって書き綴ってしまった。ある面、なんとなく仕事がうまく行かない頃の過去の自分を見ているようでもある。
１０年以上前の事ですが、ちょっと力と実績もあって、独りよがりのアホだった時代。うまく行かなくなると、なんで判らないのかこのバカ共はと周囲に対して思ってしまう。甘え以外の何物でもないのですが。
アイツ能力は無くも無いんだがなあ。。と良く言われた物です。いますよね。そう言う使いにくい人（笑
周囲は環境ですから、自分が何もできない草木であれば、周囲に寄って決まりそうですが、自分はこの小料理屋王国のカーツ大佐（笑）となると、何も言う事はないですね。社会人型中二病というか、過大な自己承認欲求とそのカタルシスの渇望か。。
従業員も使わずに長年一人でやっていると、人付き合いもまさに常連中心となり、井の中の。。になりがちなのかも知れませんが、またバランスいい店に戻って欲しい物です。
ここから、無理矢理ネット民のウヨサヨに結びつけてもいいんですが、終わりにいたします（笑
コメント 0