U.K.のEU脱退について考える。 [政治]
余りにも間が空いてしまい、今更感がハンパ無いですが(笑
U.K.のニュースなどもあり、ちょっと書きます。
トランプさんは何かと話題だけど、大きくは覇権国のアイソレーショニズムの波と大人は捉えていると思います。そして昨日U.K.がEUを離脱した。「元々我々帝国だしソ連、じゃなかった(笑)イ連あるし、これから伸びる中国さんのAIIBにも張ってるから、他人の面倒まで見るの止めようよ」と。
我が国振り返ると、日本会議とか創世云々のグループが、首相周辺に固まって、少々カルト的でさえある右翼全体主義トークを繰り広げているのですが、なんとなくこういった流れと捉えて「世の中全般そんな感じ」とモワッと思う頭のドリフトならぬサボタージュは止めたい所です。何故なら日本は状況が違う。
この方達は、逆に、トランプが大統領になったら逆に泡吹くのでは。
理由は、インターヴェンショニズムのクリントンさん側の、アジア担当官の介入機会保持のカードとしての右翼だからですね。サポートを貰ってるポジション。つまり呼び出しかかって街宣車出して騒ぐような方々と言ったらよいか。
実効支配されているアメリカに対して何をも言わずに、皇室第一、人権を削る、国防軍、改憲と言って、何故か中国、韓国、北朝鮮、ロシアの事ばかり言うのは、それなら良くわかるというものです。
アメリカの2候補を北朝鮮外交で例えると、
トランプが親分になった場合、さっさと北朝鮮と話して、マック100軒作って、ハンバーガー3年分タダでやるから取りあえずミサイル止めて、周辺と上手くやれよとキッシンジャー、中国経由でやる。
クリントンの場合、国務省の頭脳明晰アマゾネス軍団の網で、紛争をゲーム理論的に設える。北の挑発にのる際の手駒として、今の政権党を利用するし、恐らく中国のセグメントされた勢力も使ってくるし、淡々とプロセスとオプションをアジェンダ化して進めて来る。
アメリカは覇権国家で、イギリスも過去の歴史からコモンウェルスは持っていますが、日本は負けたのでそんなの無い。というより日本がアメリカのコモンウェルスです。帝国でないのに帝国主義風を気取ると、包囲網を食らって敗戦した日本と同じことになりますね。
また、紛争が起こったとしてその収拾はきっと、徹底して行われません。基本、余力が無いのでアイソレーショニズムでオフショアのバランシング方向ですから。また、リベラルな価値観の元にUniteするインターナショナルな現行組織は、力が削がれていきます。
後は全体主義的軍産の労組にきちんと飯を食わせる為に、固定資産化された紛争になってゆく。そこで、街宣車の若いのが、バイトでやってるのでなく、ガチにネトウヨマインドとなると、ISISになる訳ですね。そしてそれもまた投資案件になる訳ですが。
だから、ここから我々選挙は慎重に慎重を期して投票するべきです。
党に関わらず、優れた方には投票すべきですが、今の状況を作ってしまう政党はフリーハンドで政権党に付けてはいけないでしょうね。一番大事なのは、内政でなく外交で、その道のプロでなくても、バランス感覚と利害調整に長けた方が凄く重要になると思います。
しかし、これからどうなるんだろうかと思っている事がいくつかあります。リベラルにかかわる事です。
一つは、グローバル企業のビジネス。
理由は、コンプライアンス的に、リベラルでエシカルな経営のCSRをやって、社会通念、共通認識の中でビジネスが成り立っている部分が結構ありそうだけど、なんとなくその価値が揺らいで行くんではないかと。
もう一つには、割られると更に割れるんですよね。その辺の動き。持たざる状態で割られた人は、混迷の原因となる。大抵の国は全体主義になるでしょうし、追い込まれた持たざるエリアは周辺取りに行くかもしれないので紛争が起きる。
一方、帝国は余計な出費を減らし、自分の覇権内に閉じこもるシンプルな帝国主義になり、どんどん活動の土壌が無くなるリベラルのセクトは、なにかまた、インターナショナルな動きになるのだろうか等。
世の中全般的に、政治思想や宗教のバックボーンを持って、もう一枚リベラルな社会通念を保ちつつの信用取引、資本主義という感じには回らなくなるのでは。結構大事だと思います。
この辺で。
U.K.のニュースなどもあり、ちょっと書きます。
トランプさんは何かと話題だけど、大きくは覇権国のアイソレーショニズムの波と大人は捉えていると思います。そして昨日U.K.がEUを離脱した。「元々我々帝国だしソ連、じゃなかった(笑)イ連あるし、これから伸びる中国さんのAIIBにも張ってるから、他人の面倒まで見るの止めようよ」と。
我が国振り返ると、日本会議とか創世云々のグループが、首相周辺に固まって、少々カルト的でさえある右翼全体主義トークを繰り広げているのですが、なんとなくこういった流れと捉えて「世の中全般そんな感じ」とモワッと思う頭のドリフトならぬサボタージュは止めたい所です。何故なら日本は状況が違う。
この方達は、逆に、トランプが大統領になったら逆に泡吹くのでは。
理由は、インターヴェンショニズムのクリントンさん側の、アジア担当官の介入機会保持のカードとしての右翼だからですね。サポートを貰ってるポジション。つまり呼び出しかかって街宣車出して騒ぐような方々と言ったらよいか。
実効支配されているアメリカに対して何をも言わずに、皇室第一、人権を削る、国防軍、改憲と言って、何故か中国、韓国、北朝鮮、ロシアの事ばかり言うのは、それなら良くわかるというものです。
アメリカの2候補を北朝鮮外交で例えると、
トランプが親分になった場合、さっさと北朝鮮と話して、マック100軒作って、ハンバーガー3年分タダでやるから取りあえずミサイル止めて、周辺と上手くやれよとキッシンジャー、中国経由でやる。
クリントンの場合、国務省の頭脳明晰アマゾネス軍団の網で、紛争をゲーム理論的に設える。北の挑発にのる際の手駒として、今の政権党を利用するし、恐らく中国のセグメントされた勢力も使ってくるし、淡々とプロセスとオプションをアジェンダ化して進めて来る。
アメリカは覇権国家で、イギリスも過去の歴史からコモンウェルスは持っていますが、日本は負けたのでそんなの無い。というより日本がアメリカのコモンウェルスです。帝国でないのに帝国主義風を気取ると、包囲網を食らって敗戦した日本と同じことになりますね。
また、紛争が起こったとしてその収拾はきっと、徹底して行われません。基本、余力が無いのでアイソレーショニズムでオフショアのバランシング方向ですから。また、リベラルな価値観の元にUniteするインターナショナルな現行組織は、力が削がれていきます。
後は全体主義的軍産の労組にきちんと飯を食わせる為に、固定資産化された紛争になってゆく。そこで、街宣車の若いのが、バイトでやってるのでなく、ガチにネトウヨマインドとなると、ISISになる訳ですね。そしてそれもまた投資案件になる訳ですが。
だから、ここから我々選挙は慎重に慎重を期して投票するべきです。
党に関わらず、優れた方には投票すべきですが、今の状況を作ってしまう政党はフリーハンドで政権党に付けてはいけないでしょうね。一番大事なのは、内政でなく外交で、その道のプロでなくても、バランス感覚と利害調整に長けた方が凄く重要になると思います。
しかし、これからどうなるんだろうかと思っている事がいくつかあります。リベラルにかかわる事です。
一つは、グローバル企業のビジネス。
理由は、コンプライアンス的に、リベラルでエシカルな経営のCSRをやって、社会通念、共通認識の中でビジネスが成り立っている部分が結構ありそうだけど、なんとなくその価値が揺らいで行くんではないかと。
もう一つには、割られると更に割れるんですよね。その辺の動き。持たざる状態で割られた人は、混迷の原因となる。大抵の国は全体主義になるでしょうし、追い込まれた持たざるエリアは周辺取りに行くかもしれないので紛争が起きる。
一方、帝国は余計な出費を減らし、自分の覇権内に閉じこもるシンプルな帝国主義になり、どんどん活動の土壌が無くなるリベラルのセクトは、なにかまた、インターナショナルな動きになるのだろうか等。
世の中全般的に、政治思想や宗教のバックボーンを持って、もう一枚リベラルな社会通念を保ちつつの信用取引、資本主義という感じには回らなくなるのでは。結構大事だと思います。
この辺で。
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