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国民審査に注目。 [選挙]

2009年07月19日13:24
「選挙のおまけで、国民審査もあったよな。」
の転載です。

副島先生も、8月10日のぼやきで、

「4人の最高裁裁判官に×(バツ)を与える国民運動」

を提案されています。 天木さんや、信州さんも賛同されてます。
及ばずながら私もという事で、ほぼ同趣旨のものを、たまたま書いた物が
ありますので転載します(一人多いですが)。

自覚的な投票のみ有効にできれば、投票率1%で成り立つので、物凄い事になるのですが、
「衆院選の隣でやってるので来たけど、いまさら判例見にもいけないしわからないから
そのまま白票」が大半です。

それが、新任票となることで、罷免などありえないようにできています。
ただ、少なくとも×をつける人が増える事で、動きになると思います。

◇◇◇
(転載始め)
(マクラ略)

ちょっと今日は長いんですが、是非最後までおつきあいください。

都議選の得票率はなんと民主41%、自民26%。
小選挙区だったら壊滅の数字に、泥舟から逃げ出そうとか、偽装主流派取ろうとか、瓦解のまっただ中。
中川(女)氏と武部氏。もう止めとくれ。

植草氏のBlog読んでるとこんな文が。

(引用開始)
小泉元首相に対する「偉大なるイエスマン」を自認していた武部勤氏は、次のように発言した。
「麻生首相が一番問われているのは徳がないということだ。人を愛する心、謙虚な心、恥を知る心、それから、正しい判断をする心(が問われている)」
麻生首相も、さすがにこの人にだけは言われたくないと思っているのではないか。
2005年9月の郵政民営化選挙。武部氏は堀江貴文氏の応援に入り、「私の息子です」と絶叫した。その後、ライブドアが摘発されても、他人事のように振る舞った。武部氏が「恥を知る」とか「徳」などの言葉を知っていたことがわかり、驚いている人が多いのではないか。
(引用終わり)

「さすがにこの人にだけは。。。」の下りで、
おまえが言うか!?とさすがに呆れる麻生氏のいい感じの悪人顔が、ガイ・リッチー映画のオープニング風にズームして静止する映像が浮かんでしまい、思わず吹きました。
武部氏はさっさと地元帰って地固めに入ろうとしている模様。

これから危険な時期に実刑決定、収監というのに。このユーモアのセンス。脱帽します。絶対に自殺だけはしないと誓った事を皆覚えておいて欲しい。
2006年の再逮捕以来、誰もそう言わない頃から擁護してましたが、物事変わって行く。捨てた物ではないと思います。

英文法や、政治思想研究関連から愛読させて頂いてた副島さんの方も、タブーを含めて余りに的確な事を言い過ぎ、マスメディアから干されて来ましたが、漸く金融恐慌の際に、書店の一等地に本が並ぶ様になった。
彼が5年も前から言っていた事が現実になってしまい、置かざるを得なくなった。専門個別、テクニカルな領域は別ですが、多くの経済学者、評論家は彼をネタ本にしている。

植草さんの事をぽつぽつ書き始めて、暫く経ってから、副島さんが植草さんの全面擁護を表明した。
どうサポートして行くのかと思っていたら、このタイミングで今回の本。激売れで、なんだか判らん1Q84に渡り合う扱いで、副島さんと植草さんの対談が、顔写真の帯付きで、普通に書店に売り上げ3位くらいで並ぶ様になった。

この本の内容は、私みたいなのは、大方そう思って生きている訳ですが、余り考えた事が無い人にはきっと強烈な内容でしょう。是非読んで、自分がこの世界のどこに居るのか想像してみて下さい。

一方国策捜査系の裁判が、都議選、衆院選迫る中進んでいる。
西松社長は猶予付き、佐藤優と植草氏は、最高裁でもX。ペアで有罪確定。一部書店に圧力がかかって、植草、副島本を棚から取り下げ。でも売れる物は売れるんです。

こうやって、じりじりと、真実は位置を押し上げて行く。
そしてそれが抑え切れなくなった時に攻撃は止み、これが、反対側に雪崩打つんです。それがまた完全に是々非々で正では無いんだけど。都議選を見るまでもなく、今、そのブレイクポイントにかなり近づいている。
本当に副島さんに敬服します。
表に出る程、植草氏も安全になる。小泉竹中時代の事ごとや、その流れの連中の動きが明らかにされる程安全になる。そうやって世論のリアクションで相対的に対応されるものではあります。

 もう、3年前になろうとしていますが、再逮捕の少し前か後だったか、植草さんの同級生や、少しの人々が、誹謗中傷の嵐を受けながら、その前の事件で彼を助けようとコツコツとHPを作っていた。そこに裁判記録が載っていて、現認できる現場ではないと反論が書いてあったのを読みました。

ある日、仕事の外出途中にふと思いだして、ミラーマン騒ぎの現場へ。
小泉氏と深い関係のある中田市長関係の横浜の講演会を終えて、”なぜか”そこから品川まで警官二人が張り付いていた。A警官がエスカレーター上で後ろから植草氏を現認して捕まえた所を、B警官が目で一部始終確認したという現場。

その階段の踊り場近辺に立ってエスカレーター側を見た瞬間、頭の回転がフルブレーキ。
Krevaじゃないけど、瞬間スピーチレス。 そして次の瞬間頭は逆方向に一気にグワーッと回りだす。

目の前は壁。その上にポツポツと少しだけ見えるエスカレーターの人々の頭。
階段の2つの踊り場分と関係なく、エスカレーターはそのまま上に伸びているので、偉い高い壁になっていて、手すりに足をかけて、よじ上って顔を上に出さないと絶対に見えない。
よしんば、それでも人に遮られて見えるか判らない。更にそんな奇行は目立って騒ぎになる。
ここにつっ立って見るなんて身長どれだけ高いんだ。。。
チェ・ホンマンでもムリ。

しかも、真正面に防犯ビデオが確かにぶら下がっていて、それを調べてくれー!と植草氏側から要求したのに、「もう消去されてます」と。揺るがぬ唯一、最高の証拠になる筈のビデオを、消去させたのは何故なのか。
 頭に浮かぶのは、「ありえない」。

世の老若男女からおもしろおかしく田代まさし張りに嘲笑、社会から抹殺されている人、私の回りでさえ皆そう思っている。自分もまたその一人だった。その人が実はきっとやっていない可能性がある。これがRed pillでした。

裁判記録でも、警官は、交番に何も言わずに連れて行って、そこでポケットに手鏡入っていたのをみて、初めてしらじらしくも「手鏡!」と言ったそうで、そこから覗きという話になった模様。警官の現認自体が成り立っていないのですが。

捜査や法が成り立たなければ冤罪な訳で、そう確信すると次は「なぜ?」。

その後、一人の人間がそこまで落とされる理由を探ろうとする。
一時期買いにくくなった「ウエクサレポート」を八重洲で買って読み、日々の経済政策の矛盾を細かく証明し続けていた事を知った。ちょうど銀行の救済、破綻基準がバラバラで有る事の指摘を読んだ後、本屋で「りそなの会計士は何故死んだのか」の背表紙がどーんと目に飛び込んで来る。
そこには、コードギリギリで、微妙にセンターを外しながら、当時の金融政策のポイントと経緯が、判り易く書いてあった。で、恐ろしい巨大な悪行の可能性に気付く訳です。今ふと棚を見ると、版元は毎日新聞社。さすがの仕事。

その後、別の勢力の大臣候補として、竹中のライバルであった事も知る。それで、近しい人にだけは知ってもらいたい気持もあって、3年前からポツポツ書いてきた。

今、十分に人口に膾炙するポジションにつけている「売国者達の末路」には、この辺りの事が、本当に全て書かれています。「知られざる真実」と合わせ、選挙前に是非。
一方メディアから消えたな、なにやってんのかなと思っていた小沢、やはり現場の軍師感覚は凄い。ペログリ田中を口説いて、なんと兵庫8区にぶつける。

 ところで選挙と言えばあれがくっついてる。
いつも?と思って適当に投票しちゃう奴です。

国民審査。

有罪を確定するのは、最高裁です。
国家暴力があるとすれば、拠り所の頂点。警察、検察の暴力と、付随するマスコミ装置で、そこに送り込まれた植草さんの様な人に消えないラベルを貼付けるのは、この方々です。だから大事に考えたい。

実はこんなオマケ信任投票を議会選挙のついでにやるという制度を持ってる国は他にないそうで。普通司法の長の名前は、首相や大統領並みに知っている物だそうです。
単独でやると人々の耳目を集めてしまう。オマケで適当にやる事で、官僚事情の人事でくるくる回せるという事でしょう。

しかも、国民審査を受けた最高裁判所裁判官は10年経過した後の総選挙まで、再審査受けなくていい。つまり、ほぼ100%の人間が60歳以上で就任して、70で定年という事実の中では、再審査される事がないんです。

もう一つ大きな問題がある。

それでも平均で4%超が不信任票だそうですが、これは共産的な、取り合えずXとか、なんか書いてやろうと出している人が一定割合いるという事を示している。

しかし罷免するには過半数必要。しかも、無効含め全投票数の過半数なんです。
選挙に来て、投票用紙渡されて何も記入せずに入れている人が、大半な訳ですが、つまり、国政選挙の流れで人を呼んで、隣の投票箱に、無自覚票、無効票=信任票を入れさせて、 とにかくアンチ、または数少ないよく調べて不信任を入れている人の票を完全に無意味化する審査の制度なのです。

これらは、憲法で定めている為に、ひっくり返すのは容易ではない。民主勝って小沢法務大臣になったら別ですが。で、世論レベルで変えられる事を考えてみたい。

知らない人に無理に投票させた票で、民意を消すカラクリでのうのうとやっている訳ですからそれを変える。関心のある人間以外、投票させない方策を考える。

で、私はとてもバカなので一番簡単な方法を提案したい(笑

投票しなくたって良いのに、大抵の投票所では、衆院選と国民審査の投票所がひとつの導線になっていて、投票が当たり前の様になって母数を高めるのに役立っているというカラクリがある。

なので、ハッキリと小学校の教室でもなんでもいいけど、別の部屋で行う。投票するのが当たり前の導線を断ち切る。これが結構有効なのではないかと思います。そうなっていれば「俺わかんないからイイよ」と意味の無い投票をしなくなる。
そのかわり、投票所には、扱った全判例を名前の下に記載したポスターを貼って、それを見てから投票できる様にする。

憲法では、最低投票率が1%で成り立つ事になっているから、これで実は結構有効な国民審査になるんではないかと思っています。
そうなれば、政府的には投票率を下げさせない為に、公務員及び家族総動員で白い投票をさせようとしたりいろいろ起こるでしょうが、それは見えてしまうし、選挙程金も使えない。逆に注目が集まる程良い。

どうでしょう。是々非々にも世の中的にも良い事言ってるはずです。そして国民の目もあれば、判事も変わる。

ちなみに今回は、

●竹内行夫氏 
外務省時代のイラク戦争に反対した天木氏を罷免された方。
加えて佐藤優と対談本を出した副島さんに拠れば、鈴木宗男両氏を罠に嵌めた際の責任者でもあるそうです。

●近藤崇晴氏 
ウエクサ有罪確定した方。これはまあ外せない。

●那須弘平氏
佐藤優有罪確定。

●竹崎博允氏 
裁判員制度導入を目指すタイミングで最高裁判事経験無しに長官に就かれた方。

 この人最高裁判事経験ないですから、国民審査は受けていない。
ここ暫くそんな長官居ない筈。だから今回審査対象になると思うんですが、ならないのかな?(なります。8・25)
なるのであれば、最高裁の判事経験もないと言うのもありますが、陪審員制度に反対していたのに、今は最大の推進者という変節が判らない上、異例の人事という事もありますから、付けます。

?田原睦夫氏
植草氏の裁判と時をほぼ同じくして冤罪を勝ち取った防衛医大教授の裁判がありました。物証はありません。
その際の裁判長なんですが、この方は実は有罪側という話しも。微妙ではあります。
もう一人反対した堀籠幸男氏は、2度目の国民審査を逃げ切って、来年無事定年のパターンです。

こんな感じで国民審査を考えてみてはどうでしょう?
長くなりましたが、選挙前に、国民審査の方も、というお話でした。

◇◇◇
(転載終わり)

今日ポストに公報が入ってました。まあ、上げてる判例も、そっちは言ってこっちは言わないのかという物が並んでいる。
ただ、ぱぱと調べて見た限りでは、金築、宮川各裁判官はそんなに問題ないようです。
実際、裁判と言うのは民主主義は関係ない。法解釈の世界なんですが、田原氏の痴漢関連、涌井氏の住基ネット、これはそう言う意味で厳正に下した可能性もある。この二人はグレー。
櫻井氏は、事実上の女性枠という事で、有名な冤罪疑惑のある御殿場事件をやっちゃっているから落とすかと。

金築、宮川以外×、そんな感じで居ますが、皆さん調べてみるのもいいかと思いますよ。
是非積極的に投票を!


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