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自分も振り返る。 [政治]

選挙前の日記に書きましたが、会計士のおじさんとの会話から自民勢力の復活をなんとなく想定し、その後そうなった。

日本の首相はその政権の最初の仕事として、数十兆円を、某かグローバルなドルのシステムに、ミカジメとして払う必要がある。と一次情報で聞いた訳でなく、副島先生の所で読んだ訳ですが、確かにそう聞く通りの状況が続く。

余り粉飾せずに50兆円のドル債購入の円安誘導として、金額、ステートメントと共にドーンと単純な今回。好まない奴に借り作ってアピールされるのは誰しも嫌でしょうが、貰う方は沈黙。ユーロ圏からは通貨の統制という面であからさまに批判がでる。

首相で渡さなかった人、アテにされている場所と違う所に金を使った人は短命、消えて来た。最近は、毎年の様に突っ込まされて、払う理由も含めとても持ちません!というのが、実は1年で首相が変わる理由なのかもしれません。

その間官僚はずっと変わらないのですが。

無制限で刷ったドルや、刷り始めたユーロに突っ込んでもどうしても規模が違うので、米に協調してもらって少しばかり円安キープ出来ても、その後判らない。日本の価値や安全性が下がってしまえば、ドルと協調して下がりますが、その日本は望ましいだろうか(笑

物の価格が高くなって喜ぶ人はいないし、公共事業も輸入材があれば逆にコスト高になる。
むしろ、状況のメリット、デメリットを使いたおす事を優先すべきに思う。
これだけの金額を償還されない債券に突っ込むなら、国内の社会保障の充実分と、復興にでもあてて、増税をヤメてくれれば良い。

グローバル企業は元々大して響かない。下請け以下の企業の一部は一時期潤うかもしれないですが、ミクロに社員と言う意味では、会社の構造として給与減少分があからさまに同じ金額、配当や留保、役員報酬にスイッチしたのはもう7〜8年前。特に給与が増える訳でもない構造となって久しいので生活に跳ね返るには迂遠。

国民の代表、政治家は、ざっくりいうと、基本、税源の国民、法人を代表するのが、保守、右。税金からどれだけ社会保障で取って来るかを代表するのが、革新、左。

革新の要求は、増税と「一体化」されて使われてしまいがち。
官僚と結ぶ保守は、小沢民主、鳩山以外の近年の全政権の基本。そうでない保守は、ちょっとした記載ミス程度の事で革新も乗っかって攻撃する。一方、桁違いで想像つかないのか、メディアがうまいのか、件の50兆円の件をおかしいと言う声は、言語化の契機が奪われた様に静かなもの。

世に社会問題は非常に多いですが、社会問題から入ると、常に革新方向に取り込まれる流れなので、先に書いた様に、税収再配分のスタンスでそれ以前に必要な税収や産業に関わるアクションや関心を持たない集団がオーガナイズする。

すると、彼らが攻撃するのは政権党や保守であって、ムダの排除の徹底と言う話しが印象として一旦消えたかの様な今、官僚側にはむしろ構図としてwelcomeで、お代官様は陳情受けて増税やむなしと答える。

 長く続いた自民党政権時は、選挙に勝って、首相になる際は、議員一人1億円配らないといけないのが通例だったらしい。と、これもやはり一次情報で聞いた訳ではないですが、そうだとすれば、まあ、表で話されているであろう大半のことが茶番である事も判る。
それだけで百億単位の金はいる訳ですね。そしてどの議員もそれに近いような流れで食っているのでしょう。
政権交代時はそれが無かったとして、鳩山、小沢追い出したクーデーターと、かつ投票率も低く宗教票等で稼いだ現政権ではそれは払われたのかな?そうだとすれば、誰がどのように?というのは興味深いテーマですが。

革新側の政治家も、移ろう中で、そういう金を得たり、何らかの金周りで政治で食っている。保守が納税者の代表なら、税金を使うシステムの権利団体、NPOの利益代表という事になってくる。そこをやはり特定の傾向を持った業界等が、サポートをしているでありましょう。

政治家の中の大半は、そうして食ってついたり離れたりしている訳で、それを目的にした政治屋もいるでしょう。でもこれが我々の代表なのです。家系を大事にしましょう(笑

こうみてくると、実は、パンチの効かない日本の中で、最大の問題は、
子供っぽく「自分がきれいで公明正大でありたい、モラリストでありたい、後ろ指等刺されない、そう周囲から思われずには済まさない」というツラでいたい、我々なんじゃないかと思えて来ます。右でも左でも。そうなると、根本問題を見ない様にせざるを得ず、主体として永遠に欠ける。自分も恥ずかしながら、若い頃そうだったように思う。

金を集める事が出来ない人は、ここで生き延び、その先に行く事も出来ない。保守革新関係なく、ズズイと魑魅魍魎に少しは塗れなければ生き残る事さえ出来ない。むしろ、えぐい事しても、最終的にたどり着いたスイッチを、良き方に倒すと、そのような方に価値がある。

随分前から、ある面悪人的な強さの部分がないと、その人といい仕事等できないと思うこの頃です。

金溜まりや名の取れそうな所に人が群がるものの、上の良く見られたいタイプの方々が、だから進まないという理由とスケープゴートを探して固まって進まず頓挫というのは良く有る。(笑

このへんで。
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